間違いだらけの教科書がどうして採択されるの?

市民自治をめざす神奈川の会は教科書採択の問題を始め、多くの問題を抱える
横浜市の教育委員会を傍聴したり、学習会を開いて折々の問題に取り組んできました。
一昨年からは、中学校の歴史教科書採択(子供たちが使う教科書を決める手続き)について問題指摘をしてきました。「新教育基本法」の目標にも民主的な社会の発展をめざし、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うことと明記されているのに、どうしてこのような教科書が選ばれるのでしょうか?
問題の歴史教科書では以下の事が懸念される内容になっています。
戦前の大日本帝国憲法(明治憲法)を高く評価したり、
国家に従順な人の育成をめざしたり、
戦争を格好良く描いて賛美し、
日本を過剰なまで賛美し、アジアを蔑視している。
今、私たちはわが子や孫が学ぶ教科書にもっと強い関心を持ち、再び、間違った方向に進むことがないように、監視し、おかしいと思ったら、改善を求めて声をだし、行動していかなければならないと思います。
引き続き市民自治をめざす神奈川の会はこの問題に取り組んでいきます。
今後の活動は「市民集会」と「署名集約」です。ご協力ください。