8月の「政治カフェ」から

毎月、第2土曜日にオープンしている政治カフェ。

8月は8日(土)14:00から、行いました。8月は、「戦争のこと、平和のこと」を改めて考える月です。

今回は、市民自治をめざす神奈川の会の設立メンバーで、先の戦争も横浜で女学生として経験した多田美知子さんを囲んで行いました。当時は、教科書も黒塗り部分が多く、学校では英語は学んではいけないし、勉強はほとんどなく様々な作業をさせられたこと、横浜の空襲は目に焼き付いているとのことなどが、話されました。参加者の中には、満州からの引き上げを経験した方も。一歩間違えれば私も「中国での残留孤児」になっていたかも、という話も出ました。

今、参議院で審議中の「安保関連法案」にも話題が行きました。ちょうど先の戦争の前の状況と似ていること・・・・・・・「国家秘密保護法」は、まさに戦争準備のための法律に見えてくる・・・・など。教科書も、先の戦争の事を避けた内容になっている教科書が横浜の中学校の社会科で採用されたこと。「戦争に行きたくない」という発言が、利己主義と非難する自民党の議員がいること。政府に反対する新聞などの報道機関を攻撃するなど。

 次々と、戦争前に戦争中に経験したことと同じようなことが、今の日本で起こっているとのことです。

先の戦争に対し親の世代に「どうして反対しなかったの?」と突き付けてきた私たちです。

今の状況が、先の戦前の状況と似ているとすれば、ここで反対の声をあげなければ「同じ間違いを繰り返す私たち」になってしまうわね・・・・・・と、確認しました。