「戦争法の廃止をめざす 大口・神ノ木のつどい」を開催

 2月11日、市民自治をめざす神奈川の会も呼びかけ団体になっている「安全保障関連法の廃止を求める共同行動委員会」主催のつどいを神ノ木地区センターで開催しました。

 当日は40名の予定でしたが、67名の参加者で会議室がいっぱいになりました。

 急きょ参加いただいた「安保関連法に反対するママの会@神奈川」の鈴木法子さんから、「ママの会」の発足の経緯や、「誰のこどもも殺させない」という思い、活動内容などをお話ししていただきました。会場にも、小さい子どもと一緒に参加された方もいて、若い母親・父親の思いは、しっかりと確認できました。

 

 次に、東京弁護士会所属の山下基之弁護士から、

*立憲主義・・意義と背景

*明治憲法の限界

*日本国憲法の意義

*人権と統治機構

*人権の調整

*緊急事態条項(自民党憲法改正草案98条)

*戦争法 

 の項目でお話ししていただきました。

 

特に、安倍政権がまずは「緊急事態条項」から手始めに改憲するといっているが、その内容は、「独裁政治」への道筋であることを強調して話されました。

 「内閣総理大臣が閣議にかけて非常事態宣言をする」

「緊急事態があった時には、憲法を停止できる」

 「内閣が法律に準じる政令を定める」

 「衆議院の解散を停止する」・・・・・という条項とのこと。

 まさに、国民の意思を無視した「政権の暴走」を許すための条項です。

 

 最後に、現在展開中の「戦争法の廃止を求める統一署名」の2000万人目標の根拠は自民党の前回比例区総得票の1765万を超える数であり、署名活動への参加を強く呼びかけられました。