「憲法と平和を考える六角橋のつどい」開催しました

 11月29日(日)すぺーすろっかくにて

主催は、神奈川区・安全保障関連法の廃止を求める共同行動委員会

神奈川ネットワーク運動・市民自治をめざす神奈川の会も呼びかけ人団体。

他には、秋田信弘(元衆議院議員秘書)、エコサークル・よこはま、勝又恒一郎(民主党元衆議院議員)、かながわく九条の会、新日本婦人の会神奈川支部、関口公伸(国鉄横浜退職者会幹事)、日本共産党神奈川区委員会、深谷良雄(横浜地区9条連共同代表) など、神奈川区内で活動している、市民・市民団体・政党の垣根を越えて集まった団体。・・・・・詳しい活動内容は、以前の活動報告をご参照ください。 

当日は、横浜弁護士会の畑中優宏氏を講師にお招きし、「安保法制成立で日本はどう変わるか。私たちに何ができるか」をテーマに話していただきました。

 改定された10本の法律と1本の新しい法律の具体的な中身の説明で、改めて「集団的自衛権の行使」とは、あいまいな基準のままの「存立危機事態」を政府が「総合的に判断」して、日本が「世界のどこで、武力行使・・・戦争」ができるようにしたのだと確認しました。

 とにかく、アメリカの意向にそって、自衛隊が武力行使できるように、憲法の枠を超えて作られたものだとも確認できました。

 又、今回の運動は、これまでは政治と距離を置いていた学生(シールズ)が中心となって幅広い世代が結集したこと、学者の会、日弁連が大きく活動していることが特徴とのこと。 安保法制の成立で「立憲主義への冒瀆」「民主主義の破壊」がなされたことに対し、シールズの発言のように「終わったら何度でも始めればいい」。

安倍政権とそこに繋がっている集団が壊しつつある「憲法に保障されている平和な生活と安心」を地域からつくる運動が求められている、と改めて確信しました。

 

その後の意見交換で

*この間の安倍政権の動きは、すべてリンクしていている

*安倍政権は、アメリカのアーミテージ(元国務副長官でジャパンハンドラーと呼ばれている)レポートで日本に要求している通りに着々と進めている、本気で進めている

*参議院選挙で野党がしっかりしないと

*自民党の持っている改憲草案を、もっと知る必要がある

*具体的なアクションをしなければならない・・・署名活動やデモなど

  などなど、危機感を共有しました。

 

会の当面の活動予定は

*12月13日(日)13:00~15:00

  宮向団地集会所にて 同じテーマでのつどいを開催

   講師は、横浜弁護士会の桜井みぎわ氏

*総がかり行動実行委員会の呼びかけの2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名」活動に連携

*会としてのポスターを作成し、掲示する運動を展開

*2月、3月も各地域でのつどいを開催

など、全国的な活動をと連携しつつ、廃止を求める活動を「あきらめず・ねばりづよく」神奈川区から地域から行っていきます。