横浜ノースドッグを、 シーバスからと対岸からも見てきました

シーバスよりノースドックを望む

9月24日(日) 参加者7名(内小学生1名)   

   JR東神奈川駅から海に向かって歩いて数分の所、瑞穂ふ頭に米軍基地「横浜ノースドック」があります。今年の1月に、「日米安全保障協議委員会(2+2)で「横浜ノースドッグ」に 揚陸艇部隊280名の配備が合意されました。「台湾有事などの様々な緊急事態に、南西諸島を含む所要な場所に迅速に部隊・物資を展開可能」とするための配備とのことです。

   当会では、「横浜ノースドッグ揚陸艇部隊配備反対県民署名」活動に参加してきました。現在、県内各地で集められた署名を集約中で、10月中に、横浜市長へ提出する運びになっています。 

   署名活動を行っている中で、直接基地内を見ることは不可能だが、少しでも近くで「横浜ノースドッグ」を見てみようと見学会を企画しました。

 

   ようやく少し涼しくなった9月24日、「平和と民主主義をともにつくる会」の金森さんに解説をお願いし、シーバスに乗って海の上から、そして、ザ・タワー横浜北仲46階の展望台から見下ろしました。

   見下ろすと、確かに横浜港の中心の場所にあり、横浜の賑わいと生活がすぐ隣にあることが一目でわかりました。 

この日は3隻の軍艦が基地に接岸しているのがはっきりと確認出来ました。その内の1隻は音響測定艦で、レーザーで確認出来ない潜水艦を捉えることができ、潜水艦からミサイルを発射させるのが最先端の攻撃方法とされている現在、標的になる可能性が極めて高い船でした。

金森さんからは「横浜港では、軍民分離の原則に反して、すずかけふ頭や本牧ふ頭で米軍の積み込み作業も行われている」との説明もありました。

 

この日の参加者からは「私たちの日常にこんな危険が潜んでいたことを知り、とても恐ろしくなりました」との声が。

 

神奈川ネットワーク運動は、沖縄に次ぐ第2の基地県神奈川から、軍事によらない市民生活の安全保障の実現に向けて、地域からの発信を続けていきます。