5・3憲法集会に参加しました

5月3日(日)、みなとみらい臨港パークに、約3万人が集まりました。
「平和といのちと人権を!  5・3憲法集会 ~戦争・原発・貧困・差別を許さない~」
呼びかけ人は、大江健三郎さん、雨宮処凜さん、石坂啓さん、上野千鶴子さん、落合恵子さん、香山リカさん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さん、鳥越俊太郎さん、樋口陽一さん、なかにし礼さん、山口二郎さん  などです

市民自治をめざす神奈川の会のメンバー7人が、当日行けなかったメンバーの思いと一緒に参加してきました。

安部政権が進めている「積極的平和主義」は、「集団的自衛権の行使容認」から、「日米安保ガイドラインの再改定」へと進み、日米安保体制を地球規模の日米軍事同盟にまで拡大しようとしています。
 その為の法案を制定すると、まずアメリカに先に約束してしまうという安部首相を大江健三郎さんは、強調していました。
雨宮処凛さんは、究極の貧困ビジネスが戦争であることを訴えていました。
又、沖縄から参加した高里鈴代さん(沖縄、基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表)からは、粘り強く辺野古新基地建設に反対行動をとっていること、まさに沖縄の人々が直近の全ての選挙結果で「ノー」と突きつけたのにも関わらず安部政権は無視続けていることが憲法の保障している「国民主権」に反しているし、人権問題であると訴え、本土の人々への連帯を呼び掛けていました。「沖縄は、差別されている」という言葉が印象的でした。

 安部政権は、「戦争法案」を成立させようとしているだけではありません。
原発の再稼働、歴史認識の改ざんと教科書などの教育への介入、福祉の切り捨て、貧困の格差の拡大など、与党議員の数を錦の御旗のもとでやりたい放題です。
  そして、これを許しているが多くの国民です。容認・黙認・無関心という形で、許しています。

 5・3憲法集会の後半では、若い方々からのアピールがありました。高校生平和大使として核廃絶を求める署名をジュネーブの国連欧州本部に届けたという二人は「核廃絶は憲法がめざす平和への第1歩」と訴えていました。
このような若い方々がいる限りあきらめることはできません。
これからも、「平和を地域からつくること、地域福祉を豊かにすること、脱原発、子どもたちが生き生きと育つ環境をつくること」など、中尾のぶ子が統一地方選挙で訴えてきたことを、引き続き声を上げ、拡げていく活動を続けていきます。