農業と福祉のコラボ「農福」の拡がりを!
8月下旬、とても暑い中、某生協主催の援農に参加しました。援農と謳っていましたが、ほとんどお客様状態でした。とはいえ、農業の当事者から直接お話を伺うことのできる有意義な体験でした。
綾瀬市のかなり広い畑。米軍 基地からもほど近い場所でした。モロヘイヤ、なすなどを栽培していました。驚いたことに、基本お一人で作業をしているとのこと。
農業の常識がわからないので、それが一般的なのかどうかも判断はできませんが、時折ヘルプで地元の方や、親会社の社員、就労体験の方が来るとのこと。
そこで頭に浮かんだのが、「農福連携」という言葉です。農業と福祉が連携し、一緒に活動していることを「農福連携」と言うとのこと。
農家と地域の福祉事業所(いわゆる作業所)が協働することも、「農福連携」の一つのようです。協働の内容はそれぞれでしょうが、人手の足りない農家と、仕事が少ない作業所が手を組んで、新しい働き方を創造しているようです。
知っている作業所では、近くの農家の野菜を作業所で販売しています。販売のみですが、「農福」の一例です。好評で、入荷日にほぼ売り切れとのこと。
援農した畑も、就労体験の方も訪れると伺ったので、もっと「農福」コラボが拡大できないものかと考えました。
国が掲げている「農福連携等推進ビジョン」がありますが、その中でも課題の1番に「認知度の向上」が挙げられています。
「農福」が拡がっていけば、食料自給率が上がるかも!