8月22日 講師に上田昌文氏(NPO法人市民科学研究室代表)をお招きし放射線学習会と測定活動を実施しました。
何故空間放射線量を市民が測定するのか?
それは放射線量の落ちついている現在の横浜で継続して放射線量をはかることは万が一に備えることが出来ます。また市民が測定することで、行政が測定しない所から放射線量の高いホットスポットが見つかる可能性も出てくるのです。
学習会での上田先生のお話はとてもわかりやすく、できるだけ被爆する量を減らす努力をする必要があることを確認しました。
1 大人と妊婦や子供は放射線被爆によるリスクが違うので分けて 考える必要がある。
2 子どもたちや妊婦は不安な食材は控える、産地を選ぶなどをし て内部被爆によるリスクをへらそう。暫定基準値の10分の1を 目安にする。
3 放射能に怯えるより、健康的な生活を送り免疫力をたかめよ う。
4 影響は長期に渡り様々な条件で変わっていくので、情報収集を 続けていこう。
以上4点を確認しました。
学習会の後は反町公園で4箇所実際に放射線量を測りました。
実際に測定し、落ち葉や汚泥の溜まりやすい側溝は要注意と実感し、公園に遊びにいらしていた方にもアピールすることが出来ました 。
更に測定を継続して行うために、放射線測定器を購入します。「マンションのエントランスそばに雨どいがあるけど心配だわ」「うちの子供がいつも遊んでいる公園の砂場はどのくらいの値か測ってほしい」など、測定してほしい場所を是非お知らせください。ご一緒に測ってみましょう。
放射線量 簡易測定結果
測定日 8月23日 12時09分〜12時30分
場所 反町公園 (住所)横浜市神奈川区反町1-12
天候 曇りのちポツポツ雨 風向き**
N35°28’27” E138°37’47”
高さ 1m 50cm 地表付近 備考
平均値(μsv) 0.082 0.087 0.114 側溝①
平均値(μsv) 0.037 0.055 0.036 砂場②
平均値(μsv) 0.053 0.058 0.077 遊具脇③
平均値(μsv) 0.064 0.071 0.066 芝生④