12月8日、コミュニティ・オプティマム福祉マネジメントユニットかながわ主催の学習会「私たちの街の高齢者福祉〜どうなる?どうする!」を若林智子県議を講師に開催しました。
横浜市は来年4月から始まる「第5期介護保険事業・高齢者福祉計画」の素案を公表し、パブリックコメントを募集しています。それに向けて、市民の声を反映させるべく神奈川区の生活クラブ運動グループのメンバーや市民に呼びかけ開催しました。
学習会は介護保険の基本的な内容から始まり、これまでに改定された事業内容の問題点(介護予防、小規模多機能施設など)を振り返りながら、今回新たに改定される介護保険事業での着目点を中心に説明していただきました。横浜市の介護保険料が県内1高いこと、更に値上げをして、5200円の案が出ていること、介護保険事業が黒字であること、「地域包括ケア」というスローガンは良さそうに見えるが、大規模事業者だけが生き残るのではないか、食事サービスなどの地域支援事業の今後があやふやなこと、訪問介護の生活援助の切り捨てが始まろうとしていることなど始め、内容は多岐に渡りました。
参加者からは、こうした素案が出ていることも知らない市民が大半であること、食事サービスのワーカーズのメンバーからは現状の問題点などがあげられました。最後に、16日開催の神奈川区での素案説明会に出て意見をという呼びかけをしました。
今後の動きとしては、ユニットかながわとして横浜市に意見を提出すること、個人としても意見を出すことを働きかけていきます。
又、市民自治をめざす神奈川の会としては、1月21日、ミニフォーラムを開催し、提案を作り、パブリックコメントに応えると共に丸岡市議を通して、横浜市に働きかけていきます。