今年も 足元から 地域から  市民の主権を手に入れるために

今年の元旦から、胸の痛むことが起こりました。日本は、いつどこで地震が起こっても不思議ではないと言われてきていても、いざ実際に起こってしまうと混乱に陥ってしまうことは避けられないでしょう。

しかし、そのために「日ごろから対策を」と、東日本大震災の後は災害対策を国全体として、力を入れてきているはずです。

 

しかし、今回の能登半島地震の政府の対応は、これまでの災害でも普通に行われていた自衛隊出動が後手になったり、阪神大震災の時と変わらず「体育館で雑魚寝」状態の避難所であったり、これまでの災害からの教訓は無視されたかのように全く進化していません。むしろ後退しているのではと疑ってしまう様相です。

政治の優先順位が違います・・・・今回の能登半島地震への対応が、このことを証明しています。

残念ながら優先順位が全く違っていることは、今回だけではなくこの間、いやというほど突き付けられました。自民党政治が優先してきたのは、お金を出してくれるところ、自分たちの地位を守ってくれるところでは?と思わざるをえません。

今回の能登半島地震で、不幸中の幸いは「珠洲原発」が市民の反対運動で、作られなかったということです。(しかし、志賀原発は、想定値以上の揺れで危ない状況にあったとのこと)

 

当会は、今年で39年目の活動を続けています。山あり谷ありの厳しい道ですが、歩み続けています。

地域から政治を作り変えていこうと進めてきた私たちの歩みは、市民こそが主権者であるという「市民主権」を実現するための歩みですが、まだまだ止めることはできません。

 

まずは、年初からの小さな取り組みをお知らせします。

「もっと政治のことを気軽に話そう」と行ってきた事務所のオープンを毎週日曜日の午後から行います。リサイクルバザーも同時に行います。

 

ぜひ、事務所をのぞいてみて下さい。