政治カフェから ~保育所で働いて、気になること~
当会では、「政治についてざっくばらんに話そう!」と毎月第2日曜日に事務所で「政治カフェ」を開催しています。
1月14日には、メンバーの中で長年、横浜市立保育園や横浜市認可保育園などいくつかの保育園で非常勤として働いてきた方が「保育園でちょっと気になること」をお話ししたいと、「政治カフェ」に参加されました。
最初に話されたのは、「おやつが気になる・・・園によって質の違いがありすぎる」と。「おやつも栄養の重要な部分」「ちょっとした心配りで子供たちの心が動くみたい」と。
「おもちゃがあまりにもなさ過ぎて、スタッフの有志が寄付したことも」と。確かに、おもちゃがいろいろあることが保育の質が良いことにはなりませんが、スタッフが寄付するとは!?
「子どもたちの足が届かない椅子を使っている」とか、「職員のミーティングも違いがありすぎ、非常勤が参加しないところも」とか。
確かに、園庭が広い園もあれば、狭い所もあるなど、外から見ても違いがあることはわかりますが、やはり現場で働いている方でなけらばわからないことも沢山あります。
それぞれの園で、方針をもって特色を持って保育されているのでしょうが、長年色々な園で働いている方の、「気になる!」は「気にしなければならない」のでは。
保育所の問題は、待機児童の多さが大きな問題として、解決に向けて取り組みが行われてきました。虐待などの「不適切な保育」の深刻な問題もあります。
そして、今回のような「どうしても気になる」現場の状況もあります。
一人ひとりのかけがえのない子供の育ちを社会で支えていくための取り組みの中には、こうしたささやかな声も聴く仕組みが必要ではないでしょうか。